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2011.
04.
23
不定期アップとなっていますが、情報としてご紹介させてください。
ズバッと解決ファイルのコンダクターでもある<色:#ff0000>阿部利彦先生色>の取り計らいをいただき、所沢市で発達障害の子どもを育てる親とボランティアの皆さんで活動されている「よつばくらぶ」さんにお招きいただくことになりました。
先生方にお話しするのとはまた違った熱気を感じる保護者さんの会
いろいろと勉強させていただきたいと思っています。
以下、告知文です
********************
「見る」を高める in 所沢 〜ビジョントレーニングの実践から〜
日時:<色:#0000ff>5月15日(日)10時〜12時色>
場所:新所沢公民館 学習室3号
西武新宿線新所沢駅西口下車徒歩5分
講師:西風
参加費:無料
定員:25名
申し込み:お名前と連絡先、所属を明記の上、下記のメールアドレスまでお申し
込みください。
yotsubaclub@hotmail.co.jp
*定員に達し次第、締め切らせていただきます。
**********************
よつばくらぶさんのHPでもご紹介いただいています。
私の告知部分もさることながら、全般を通してあたたかさと元気を感じるHPで、皆さんのポジティブなパワーを感じます。
よろしければお立ち寄りください。
よつばくらぶさんのHP
ではではみなさん 所沢でお会いしましょう{笑顔}
よつばくらぶの皆さん
お世話いただいてるGさん
どうぞよろしくお願いします。

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2011.
04.
20
S.E.N.Sの会 糟屋地区研修会様よりお招きいただき、「ビジョントレーニングの実際」というテーマでお話をさせていただくことになりました。
会員様以外でも参加ができるとのころでしたのでこちらでご案内させていただきます。
<色:#0000ff>日時:5月7日(土) 受付13時15分 13時30分〜15時30分
場所:サンレイクかすや 研修室4
福岡県糟屋郡粕屋町駕与丁1丁目6-1
092-931-3309
内容:ビジョントレーニングの実際
講師:西風
参加費:1000円 (会員は500円)
申し込み:佐藤和美先生までEーMAILで 締め切りは4月28日とのことです。
aa2yu8@bma.biglobe.ne.jp
色>
まだSENSの資格証も届いてない西風が、SENSの会で話をさせていただくなんておこがましいのですが、精一杯話をさせていただきます。
先生方対象の会ですが、話の内容は療育の皆さんにも保護者の皆さんにも何かお伝えできるように考えています。
近隣にお住まいの興味のあられる方はどうぞお越しください。
個人的には感覚統合療法に精通されている<色:#ff00ff>佐藤和美先生色>とご一緒できることがとても楽しみです。
視覚と前庭感覚は密接な関わりがあります。
その観点からもご指導いただけることを楽しみにしています。
<色:#ff00ff>


この2冊お薦めです
ちょっとした工夫でできる様々な活動もさることながら、
じっと座っていられなかったり、字を整えて書くことが苦手だったりするお子さんのベースにあると思われるものを、わかりやすく説明してあります。
色>色>
2010.
10.
30
10月9日から11日の間に愛知県立大学で開かれたLD学会
西風も仲間と一緒に自主シンポジウムを開かせていただきました。
自主シンポジウムの様子はこちらをどうぞ
その際にいただいた感想用紙に、「ご質問には答えます」色>と大見得を切ってしまったところ、実にたくさんの方からお尋ねをいただきました{汗}
ご質問を含め、ご感想を読ませていただくと、担任の先生であったり、療育の先生であったり、保護者さんであったりとそれぞれのお立場で、<色:#0000ff>子どもたちの視機能に対して意識を振り分けて実践されておられる方が増えてきておられる色>様子がよく伝わってきます。
いただいた感想の中からいくつかをご紹介し、今後の取り組みのあり方について思いを巡らせてみたいと思います。
取り上げさせていただくご感想は、特定を避けるため一部加筆したり修正したりしております。
まずは、作業療法士さんからのご質問です。
<色:#0000ff>「キャッチボールをする映像の中で、バランスボードに乗って行われていたのはなぜですか?』色>
西風の教室では、ビジョントレーニングの目的だけでなく、巧みな動きを高めるために<色:#ff0000>{野球}キャッチボール色>はよく行う活動です。
いろんなバリエーションをつけて行っているのですが、今回の映像ではバランスボードにのってもらっていました。
揺れるボードの上で、バランスを崩さないように調整しながらキャッチングをすることで、重心の移動など、<色:#ff0000>より複雑な運動企画を引き出す色>ることを目的としているのですが、
ビジョンの観点から見ると、<色:#ff0000>頭が動いたり傾いたりしても、目標物をとらえ続ける処理色>を引き出すことも期待できます。
そのような処理のことを、感覚統合療法の中では<色:#ff0000>「前庭動眼反射」色>というそうです。
西風はソフトボールを趣味としているのですが、冬場を越えて久しぶりの試合や練習となると、パーンっとあがったフライを追いかける際にボールがぐわんぐわんと揺れることがあります。
練習を重ねているうちに、どんな体勢で走ろうともボールはピタッと止まって見えるようになるのですが、これはまさに「前庭動眼反射」がアシストしてくれているからなのだそうです。
思えば、全力でボールを追うために走ると、頭は身体の動きに合わせて上下したり前後したりと揺れ動きます。そのような中で飛んでくるボールをピシッとロックオンする。これって実はかなり高度な調節や処理がなされているのですよね。
私にとって専門外のことですので説明はできませんが、この<色:#ff0000>「前庭動眼反射」が出てこないが故に、転びやすかったり、他人にぶつかりやすくなったり色>しているお子さんは多くおられると思われます。
本来であれば、外遊びの中で自然と身につく物なのでしょうが、お子さんによっては意図的な場面設定が必要なことがありますね。
つまり、着座など安定した姿勢で頭を動かさずに眼球を動かす活動と、ダイナミックに動きながら目標を見続けたり、読み上げたりという活動との両方をお子さんに合わせて取り入れていくことが大切なのだと思っています。
前庭動眼反射など感覚統合に関する知見は、「カワヤス」先生のブログが大変わかりやすいです。
カワヤス先生のブログへジャンプ
続いての質問は特別支援学級の先生からです。
<色:#0000ff>教室でビジョントレーニングを行っています。
お子さんの中に、指標を左右に動かしたり、左右にジャンプさせたりしている活動で、真正面を眼球が通るときにがたつく感じを見せることがあります。
どのような原因が考えられますか?色>
両眼で周囲を見た際には、左側の景色は左目が大部分と右目のちょっと、右側の景色は右目の大部分と左目のちょっとが<色:#ff0000>カバーしあいながら色>情報を得ています。
それが視神経を通り後頭葉の視覚野へと導かれ、認識に繋がっていくのですが、
左右の目から<色:#ff0000>別々に取り入れた情報をあたかも一つの画像として統合する必要色>があります。
そこがスムーズになることで両眼視が整い、ひいては奥行きをとらえる立体視の能力に繋がっていくことになります。
その一連の流れの中で、例えば左右に通過するものを追いかけてみる際には、ちょうど鼻の前、<色:#ff0000>真正面を通る瞬間に、左目優位の情報から右目優位に切り替える必要色>があるのです。
そこの受け渡しがうまくできないと正面でがたつくという状態が見られることが多いようです。
実際に西風の指導の中でも、左右のサッカードに取り組んだ際、<色:#ff0000>指導前期には正面を通過する時にほぼ毎回まばたきを入れるお子さんが、指導後期の習熟した段階では、まったくまばたきをいれなくなりました。色>
「眼球運動のがたつき」を感じるには、経験による習熟が必要になりますが、「まばたき」に着目してみるというのは、とっかかりとしてわかりやすいと思われます。
加えてですが、一つ目のご質問で行っていた「キャッチボール」
基本的な形は両手で取って、投げるというものでしょうが、時折正面から右にボールがきたら左手で、左にきたら右手でキャッチという風に、手をクロスさせるように指示を出すことがあります。
このような動きを、<色:#0000ff>「正中線交叉の動き」色>というのですが、眼球運動の左右のがたつきのあるお子さんの中には、この動きを大変苦手にしておられる方もおられるようです。
眼球の動きと、身体全体の動き、分けて行うトレーニングも必要でしょうし、連動させることも必要なのでしょうね。
今後も楽しみながら取り組んでいきます。
そのほかたくさんの方からご感想やご意見をいただきました。
シンポジスト全員で拝見し、今後の実践に生かしていこうと話しをしております。
皆さん本当にありがとうございました{キラキラ}
2010.
10.
20
10月9日から11日にかけて、愛知県立大で開かれたLD学会において、<色:#ff00ff>「見る」を高める色>という題名で、眼科医やオプトメトリストと連携している様子を話題として提供させていただきました。
その様子については、下記にまとめております。
http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/54
シンポジウム終了後には皆さんからのご感想をお預かりさせていただいたのですが、実に多くの方にご回答いただき嬉しく思っています。
また、今回は「メールアドレスを記入の上でご質問をいただいた場合はお答えします。」と書いていたこともあり、たくさんの<色:#ff0000>質問色>をお寄せいただきました。シンポジストで連絡を取り合い、順次お答えしております。まだ返信が届いてない方は今しばらくお時間をください。
さて、今回もシンポジウムでいただいたご感想を元に、ビジョントレーニングや特別支援教育、また異業種での連携について考えてみたいと思っています。
今回お預かりした感想には、よろしければということで所属を記入いただいたのですが、予想以上にOTさんなど療育関係の方が多いことに驚きました。
シンポジウムにおけるご質問は各地の先生方からが多かったように思いましたが、感想用紙を使った質問はOTさんが多く、それぞれの立場で皆さんが悩んだり迷ったりしつつ取り組んでおられることを肌で感じました。
まずは、<色:#ff0000>教育委員会所属の巡回指導の先生色>より
{笑顔}<色:#ff0000>通常の学級における不適応の児童、生徒の原因の一つに、見ることの困難さ、苦手さが見られることがあります。
中学校においては、勉強は苦手でも、板書をノートに写すことができることを最低限として求められることが多いです。
その際、場の配置や、まとめとして枠内に書いてある部分のみを写すこと、隣児のノートを写すことなど、対症療法的な対処しかできていなかったと反省しました。
眼球運動などの未成熟さを視点の一つに加え、アドバイスに活用していきます。色>
{宇宙人}<色:#0000ff>シンポジウムの中ではうまく伝えられなかったかもしれませんが、眼球運動や視知覚の困りに着目してお子さんに関わることは、今後アセスメントの前提条件となるべきだと思っています。
もちろん音読の苦手さや書字のつたなさなどのすべてが眼球運動に由来するわけではありません。
が、その部分に困りがないかをスクリーニングしないと、その後の支援の方向性を大きく誤ってしまうのかもしれないですね。
ご質問の先生のように各校を巡回される先生方がそのような視点の存在を広めてくださることは、多くの子どもはもちろん、支援がうまく効果を上げず苦しまれている先生方の大きな力になるものと思っています。色>
続いて心療内科にお勤めになり、スクールカウンセラーでもあられる臨床心理士さんから
{笑顔}<色:#000000><色:#ff0000>これまで、視知覚の問題と発達障害の関連をなんとなく感じながらも、日々の仕事の中で埋もれさせていました。
(中略)
私がこれまで眼の問題を含めて関わった例は少ないのですが、「極度の乱視」という診断が分かるまで、県内を走り回っていた母子がおられます。このことからも、眼科医の先生にも尽力していただくことも不可欠かと思います。色>色>
{宇宙人}<色:#0000ff>学校で適宜受ける視力検査で、結果がBだったかと思えばAになったり、片目がBに落ちたり上がったりと、安定しないお子さんが見られることがあります。
そのようなお子さんを眼科医さんに見たいただくと「乱視」であったということがありました。
乱視の方向性と、ランドルト環を指すテスターの癖がうまく合えば「当たり」、合わなければ「外れる」ということが起こっているのかもしれませんね。
また、遠視や近視についても眼科医さんの診察により明らかになります。
私は身近に理解のある眼科医がおられたことにより大変助けられていますが、どの地域にもそのような眼科医が存在しているわけではないようですね。そのあたりは悩ましいものですが、眼科の学会誌で「かわばた眼科」の川端秀仁先生が、スクールビジョンの記事を書かれるなど粘り強い啓発が行われています。11月に行われる国治研セミナーも画期的な取り組みですよね。
http://www.iiet.co.jp/seminer.html
今後、眼科医さんの中にも両眼視機能へのケアを含めた診療をしてくださる先生が増えてこられることを期待しましょう色>
お二人しか紹介できなかったのですが、とりあえずここまで。
次号に続きます。
2010.
10.
20
10月9日から11日にかけて、愛知県立大で開かれたLD学会において、<色:#ff00ff>「見る」を高める色>という題名で、眼科医やオプトメトリストと連携している様子を話題として提供させていただきました。
その様子については、下記にまとめております。
http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/54
シンポジウム終了後には皆さんからのご感想をお預かりさせていただいたのですが、実に多くの方にご回答いただき嬉しく思っています。
また、今回は「メールアドレスを記入の上でご質問をいただいた場合はお答えします。」と書いていたこともあり、たくさんの<色:#ff0000>質問色>をお寄せいただきました。シンポジストで連絡を取り合い、順次お答えしております。まだ返信が届いてない方は今しばらくお時間をください。
さて、今回もシンポジウムでいただいたご感想を元に、ビジョントレーニングや特別支援教育、また異業種での連携について考えてみたいと思っています。
今回お預かりした感想には、よろしければということで所属を記入いただいたのですが、予想以上にOTさんなど療育関係の方が多いことに驚きました。
シンポジウムにおけるご質問は各地の先生方からが多かったように思いましたが、感想用紙を使った質問はOTさんが多く、それぞれの立場で皆さんが悩んだり迷ったりしつつ取り組んでおられることを肌で感じました。
まずは、<色:#ff0000>教育委員会所属の巡回指導の先生色>より
{笑顔}<色:#ff0000>通常の学級における不適応の児童、生徒の原因の一つに、見ることの困難さ、苦手さが見られることがあります。
中学校においては、勉強は苦手でも、板書をノートに写すことができることを最低限として求められることが多いです。
その際、場の配置や、まとめとして枠内に書いてある部分のみを写すこと、隣児のノートを写すことなど、対症療法的な対処しかできていなかったと反省しました。
眼球運動などの未成熟さを視点の一つに加え、アドバイスに活用していきます。色>
{宇宙人}<色:#0000ff>シンポジウムの中ではうまく伝えられなかったかもしれませんが、眼球運動や視知覚の困りに着目してお子さんに関わることは、今後アセスメントの前提条件となるべきだと思っています。
もちろん音読の苦手さや書字のつたなさなどのすべてが眼球運動に由来するわけではありません。
が、その部分に困りがないかをスクリーニングしないと、その後の支援の方向性を大きく誤ってしまうのかもしれないですね。
ご質問の先生のように各校を巡回される先生方がそのような視点の存在を広めてくださることは、多くの子どもはもちろん、支援がうまく効果を上げず苦しまれている先生方の大きな力になるものと思っています。色>
続いて心療内科にお勤めになり、スクールカウンセラーでもあられる臨床心理士さんから
{笑顔}<色:#000000><色:#ff0000>これまで、視知覚の問題と発達障害の関連をなんとなく感じながらも、日々の仕事の中で埋もれさせていました。
(中略)
私がこれまで眼の問題を含めて関わった例は少ないのですが、「極度の乱視」という診断が分かるまで、県内を走り回っていた母子がおられます。このことからも、眼科医の先生にも尽力していただくことも不可欠かと思います。色>色>
{宇宙人}<色:#0000ff>学校で適宜受ける視力検査で、結果がBだったかと思えばAになったり、片目がBに落ちたり上がったりと、安定しないお子さんが見られることがあります。
そのようなお子さんを眼科医さんに見たいただくと「乱視」であったということがありました。
乱視の方向性と、ランドルト環を指すテスターの癖がうまく合えば「当たり」、合わなければ「外れる」ということが起こっているのかもしれませんね。
また、遠視や近視についても眼科医さんの診察により明らかになります。
私は身近に理解のある眼科医がおられたことにより大変助けられていますが、どの地域にもそのような眼科医が存在しているわけではないようですね。そのあたりは悩ましいものですが、眼科の学会誌で「かわばた眼科」の川端秀仁先生が、スクールビジョンの記事を書かれるなど粘り強い啓発が行われています。11月に行われる国治研セミナーも画期的な取り組みですよね。
http://www.iiet.co.jp/seminer.html
今後、眼科医さんの中にも両眼視機能へのケアを含めた診療をしてくださる先生が増えてこられることを期待しましょう色>
お二人しか紹介できなかったのですが、とりあえずここまで。
次号に続きます。