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2010. 06. 10  
もう時期は過ぎてしまいましたが、運動会における表現運動について、以前に考えた文章をご紹介しています。 皆さんの平素のお考えなどを聞かせていただけるとありがたいです。 慌ててアップしてるので写真などの挿入が出来そうにありません。 読みにくいですがご容赦ください。 ここから本文です ?保護者に教えよう  6月のある日、保護者との会話で嬉しいことを聞いた。 決して運動が得意ではない子どもが、いまだに家庭で「けんかごま」を踊り続け、しかも弟と妹に教えているというのである。  この話を機に、子どもたちに6月の授業参観で「けんかごま」を踊ろうと投げかけてみた。予想以上に子どもは喜び実施することとなった。また、その話し合いの中で、「保護者に教えてみんなで踊りたい」という意見が出され、参観の内容は「けんかごま教室+総踊り」と決まっていった。  迎えた当日、子どもたちの司会により始まった参観授業、運動会までの取り組みと同じくとにかく踊りを繰り返し保護者をへとへとにさせるグループあり、一つひとつの動きを丁寧に教えるグループあり、地元のヨサコイ祭りに踊り子として参加してる保護者に逆指導を受けるグループありと、子どもも保護者も楽しんで、笑顔あふれる時間となった。特に、総踊りの前にある子が母に言った「よかって、とにかく笑って大きく動いたら」と、いう言葉が心に残っている。 ?踊る踊る  その後も、町の夏祭りに招かれては踊り、町民運動会で促されては踊りと、事あるごとに踊り続けた。9月の水泳参観でも踊りたいという希望がありプールでも踊った。 ?そしてレベルアップ  11月の第3日曜は学習発表会。必然的に「けんかごま」を踊ることになった。この頃になると、これまでの踊りこみにより子どもたちは十分に自信を持って踊れるようになってはいた。 曲が鳴ると自然に体が動き、振り自体もそろうようになっていた。しかしながら、踊りすぎたことで雑になってきたことも事実で、飽きを訴える子どもも見られるようになってきていた。  子どもたちの元気の良さを生かすため、押しつけず伸び伸びと踊ることができる環境づくりを続けてきたが、それぞれの振りがもつ意味や踊りへの願いについては、これまでにほとんど声をかけることはなかった。考えて踊ると動きが小さくなるという判断からであったが、十分に踊り込んだ今こそ、民舞を味わい、なりきって踊るという段階に進めることとした。  「民舞とは」の話から、一つひとつの動きがどんな場面を表してるか、どのような気持ちで踊るとよいかを考え、その気持ちを表すために目線の大切さに注目させ、具体的に動きの留意点を洗い出していくという流れで学習を進めていった。  自分なりに踊りこんで身につけた踊りに意味をつけていく。踊っては考え、考えては踊る。楽しく生き生きと学習が進められていった。  分担してレベルアップした「けんかごま」のお披露目の場、一目で踊りに張りがでたことが感じられた。決して暑さは感じない季節ではあったが、うっすらと汗をかいた額に「心までも汗をかく」という姿を感じ嬉しく思えた。 ?「ありがとう!」離任式  異動することになった。  離任式も終わり、全校児童により恒例の「見送り」が行われた。  4階の高学年からスタートし、3階の中学年フロアに進むと聴きなれた音楽が! 「やっぱ今年はこれでしょ」と笑う同僚と、音楽に合わせてそれぞれに踊り出す子どもたち、自然にできた踊りの輪は最高の「見送り」となった。 ?おわりに  この一年間、「踊る」ことの楽しさ、難しさ、そして可能性を感じながら取り組みを進めてきた。  発表を前提とした表現の学習では、動きを「揃える」ことが評価されがちであるが、各自の「心と体の解放」と、その踊りがもつ「文化の理解」なくして学習が成立したとは言えないのではないだろうか。  そのような学習を重ねることで、周囲との息が合うようになり、より高い次元で踊りは「揃う」ようになるものであると考える。  全身を使い、想いを伝える「民舞」の世界。これからもいろいろな踊りを学び、味わい、そして子どもたちとともに踊っていこうと思う。 ここまで本文です あらためて読み返すと、主観あふれる稚拙な文章に恥ずかしくなってしまいます。と、同時に今の立場など予想だにしていなかった10年前に、このようなスタンスで取り組んでいた自分に少し安心したりもしています。 時折、自分の原点を顧みるのって大切ですね。 乱文お読みいただきありがとうございました。
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2010. 06. 01  
春に運動会が計画されている皆さんの学校では、それぞれに運動会が実施されたころでしょう。 私が勉強させていただいている先生方のブログでも、運動会に対する記事を多く拝見しました。拙ブログにアクセスしてくださる方もこの時期は増えますので、やはり、<色:#ff0000>多くのお子さんにとって運動会って難しいんだろうなあと実感します。 開閉会式や各種の競走など、手ごわい相手が待ち受ける運動会ですが、かなりボスキャラ的な存在感を示すのは各学年などの「表現運動」なのではないかと思われます。 先生方それぞれに創意工夫をこらされながら指導をされてる姿に感心することが多いのですが、時折「ちょっとキビシイかなあ」と思うこともある「運動会の為の表現運動」について、今から10年ほど前に「女子体育」という雑誌に寄稿したものを見つけましたので、2回に分けて紹介させていただきます。 拙い文章ですがご容赦ください。
社団法人 日本女子体育連盟編集 VOL.46-2 Feb.2004
ここから本文です 踊るって気持ちいい 〜みんなで創ろう スーパーけんかごま〜 1.はじめに  多忙な学校現場において、表現運動の学習時間は運動会に向けての取り組みが中心となる現状にある。そこでの評価は「見栄え」であり「動きが揃う」ことを求められる傾向が強く、<色:#ff0000>一人ひとりの動きを見つめ、伸ばす学習に力を注ぐことは自分自身少なかった。 その、反省に立ち、行事における表現運動のあり方を見つめ直すことを出発点として、年間を通し児童とともに民舞に取り組んだあしあとをまとめた。 2.踊るってなんだろう  学校生活全般を通じ子どもたちは、自分らしさを見つけたり、社会と関わる際のルールを知ったり、自発的に物事を進めやり遂げる満足感を味わったりしていくべきである。  どの教科でもこのことを念頭におき授業づくりをしていくのであるが、特に体育科はより確実に且つ強く子どもたちの成長に影響を与える教科ともいえる。  しかし、現状の限られた時間数で学習を進めていくためには、表現運動に取り組む時間は運動会の表現発表の練習がほぼすべてになってしまうという現状がある。  では、その大切な時間が子どもたちにとって学びの場となっているだろうか。  大舞台を経験することは子どもに大きな満足感や充足感を与える。だからこそ、そこまでの取り組みは子どもたちの学ぶ能力に沿い、無理なく一人ひとりの動きをほぐしていくものでありたいと考える。  これらの反省に立ち、今回の実践にあたっては「子ども一人ひとりが心を解放し、のびのびと表現する」ことを目標とおいた。 3.関係職員との打ち合わせ  運動会へ向けての表現の学習をよりよいものとしていくためには、関係教師集団の相互理解が不可欠である。互いに感じたことを自由に述べあい、指導の仕方について研修しあえる。そんな教師の固いスクラムは、子どもたちの心の解放をさらに促す要素であることは言うまでもない。  今回も、取り組みを前に4人の担任で事前に打ち合わせを重ね、表現運動の指導のめあてを確認していった。  そこで確認した内容は以下の3点である。 <色:#0000f?この子どもたちの特徴である「元気の良さ」が溢れる踊りにする。 ?踊ることに抵抗を持たせない指導を心がける ?運動会は通過点であり、子どもたちが年間を通じて踊りついでいくようになることを目指す 互いに表現運動に対する考えを出し合い、意見をまとめていったこの打ち合わせがあったからこそ、年間を通じて子どもたちも教師も楽しみながら活動することができ、なにより「けんかごま」が好きになれたと考えられる。
4.さあ練習だ   「踊りと出会う」その大切な一歩を踏み出すために、導入は丁寧に行った。  まず、この学年のよいところ探しからはじめ「元気よく笑顔がはじけるような踊りにしよう」というめあてを子どもたちと設定した。  佐世保くんちの想起を経て、演舞「けんかごま」の紹介、師範の踊り、全員での試しの踊りと進めていった。    さて、はじめの数時間はとにかく踊るということに集中した。ビデオを見て踊る、誉める。口唱しながら踊る、また誉める。大きな動きを誉める。笑顔を誉める。かいた汗を誉める。と、とにかく関係職員でいいところを誉め続けて指導にあたった。  教え込もうという気持ちを抑えながら、とにかく共に踊りそして笑い、動きのずれや方向の違いをあわせようとは意識させないように、一人ひとりの動きを認めあうように進めていった。  その後も、間奏の各グループによる創作部分、隊形移動と学習を進め、徐々に整えていった。  そして、迎えた運動会当日、掛け声と共に元気よく入場した子どもたちは精一杯に踊ってくれた。  確かに振りが揃ったとは言い難かったが、その分動きは大きく、また笑顔も見られたと感じた。踊り終わった後、ある子どもが口にした「気持ちよかったぁ」という一言は、なによりも今回の取り組みを象徴しているようで、とてもうれしく感じたものである。 ここまで本文です
というわけで、前編終了。お読みいただきありがとうございました。 後編は次回に掲載します。
2010. 05. 20  
いよいよ今週末は本校の運動会です。 昨年のちょうど今の時期にも、運動会にどのように取り組むべきか、自分なりに記事にまとめさせてもらいました。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/11 見通しを持たせる手持ちカードであったり、シグナル(ピストル)のホイッスルへの変更であったり、暑さへの対応であったりといくつか行った対応でしたが、一年を経てそれぞれのお子さんの成長を感じています。 ビフォーアフター的に今年のお子さんの様子と、今年度の運動会のことをまとめてみます。 <色:#0000ff>ビフォー ○「見通しのある提示」「やりなおしは極力控える」  全体指導を行う体育主任の先生には、練習開始時や適宜に、練習の予定や休憩のタイミングを児童に伝えてもらうようにお願いしています。同じように「やりなおし」は可能な限り控えるということも要望をしています。 <色:#ff0000>アフター 体育主任は新たに転勤してこられた先生に代わりました。 職員会議ではビフォーのような要望を全体にした上での練習開始となりました。 この先生がスゴイんです。 子どもを褒めるときも指導するときもしっかりと具体的。 そのしゃべり方はあくまでも冷静、突然大きくなるわけでもなく聞き取りやすい。「ブロークンレコード」という支援者の対応は、時にお子さんを安定させたり、適切な行動をわかりやすく提示したりする際に有効ですが、この先生の話し方がまさにそう。うーんやるなあ。 加えて、毎回の全体練習計画をペーパーにして前日に配っちゃってくれます。そのおかげで少しでも早くお子さんへの具体的な日程連絡ができるようになりました。 そして最後に・・・ 普段しゃべっておられる様子を職員室から耳にすると、どこかで聞いた様なテンションにアクセント、しばらく聞いて、他の先生と一致しました。 「列車の車掌さんもしくは駅員さんっぽーい{新幹線}」 もしかしたら、ここが一番効いているのかも{笑顔} ビフォー ○「練習内容の個別配布」  運動はとっても大好き、リレーの選手でもある活動的なAさん。ですが、今日は朝から大声で泣いていました。  保護者さんと電話で連絡を取ると、以前から運動会や発表会など通常と異なる取り組みの際に不安定になることがあったとのこと。また、お出かけの際も、目的地や予定が変更となると、いらいらすることが見られたとのことでした。  この情報から、「見通しのない際に不安定となる」ことが予想されましたので、総練習を前に急いで準備したのが下のシートです。 アフター イベントごとの前にちょっぴり不安定になるAさんは、この一年でずいぶん折り合いをつけてくれるようになりました。今年は手順表なしで練習参加しています。 一年間Aさんと関わってきて、前庭覚の鈍磨というか、ちょっと動いているくらいがいい気持ちなんだなあというのが見えてきました。 そこで、始業前に西風が教室に遊びに行ってちょっと遊んだり、朝の会の時にクラスみんなで片足立ちチャレンジをしてもらったりしてきました。 加えて今年は、とっても元気で運動大好きな先生が担任になられたこともよかったのかもしれません。 見通しを持たせることはエチケットとして必要ですが、感覚が充足されることで、不快感覚の閾値があがり、ひいてはストレス耐性も高まったのかもしれないなあと思っています。 ビフォー ○「ホイッスルでいいね」  Cさんはシグナルの音に強く反応し、叫んだり走り去ろうとしたりします。 アフター 実はこれが紆余曲折しました。 Cさん実は昨年度、運動会当日は欠席されました。 体調が悪くなられたとのことでしたが・・・ そして今年、本校は校長の人事異動がありました。その校長先生が中学校の校長先生だったからなのかどうなのか分かりませんが、シグナル(ピストル)と使わないことに違和感を唱えられたのです。 団体競技の時だけであるとか、低音量のヒスを使うとか、見えないようにして撃つとかいろいろと工夫をされていたようですが、今日の総練習では、体育主任がシグナルを手に持つと「ギャー」と泣き出してしまうほどになってしまいました。 その状態を目の当たりにされ、西風からも感覚の過敏さについて少し後押しさせていただき、Cさんに運動会に参加してもらうには「その日一日もう一切シグナルは撃ちません」と約束するしかないと判断してくださいました。 問題は明日一日で、その約束をうまく伝えることができるかというところではありますが、とりあえず一息です。 自分が担任でない歯がゆさをちょっぴり感じた一件ではありました。 以上いくつかのビフォーアフターを紹介させていただきました。 とにもかくにも、今年は私ががっつりとサポートをするお子さんが減ったように感じています。 体操帽子のあごゴムが気持ち悪くてはめようとしないお子さんと、一番気にならない長さはどれか、一緒に試しながら手縫いしてくださった先生 スペクトラムのお子さんが開会式中に大声を出したときに、「不安だから声を出したんだよ」と子どもたちに伝えてくれた先生 不安が強くて、練習に入ることをためらうお子さんに対して、いつまでも粘り強く関わってくださる支援員さん 素晴らしい先生方と共に、今年も運動会を迎えることができそうです。
2010. 05. 20  
いよいよ今週末は本校の運動会です。 昨年のちょうど今の時期にも、運動会にどのように取り組むべきか、自分なりに記事にまとめさせてもらいました。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/11 見通しを持たせる手持ちカードであったり、シグナル(ピストル)のホイッスルへの変更であったり、暑さへの対応であったりといくつか行った対応でしたが、一年を経てそれぞれのお子さんの成長を感じています。 ビフォーアフター的に今年のお子さんの様子と、今年度の運動会のことをまとめてみます。 <色:#0000ff>ビフォー ○「見通しのある提示」「やりなおしは極力控える」  全体指導を行う体育主任の先生には、練習開始時や適宜に、練習の予定や休憩のタイミングを児童に伝えてもらうようにお願いしています。同じように「やりなおし」は可能な限り控えるということも要望をしています。 <色:#ff0000>アフター 体育主任は新たに転勤してこられた先生に代わりました。 職員会議ではビフォーのような要望を全体にした上での練習開始となりました。 この先生がスゴイんです。 子どもを褒めるときも指導するときもしっかりと具体的。 そのしゃべり方はあくまでも冷静、突然大きくなるわけでもなく聞き取りやすい。「ブロークンレコード」という支援者の対応は、時にお子さんを安定させたり、適切な行動をわかりやすく提示したりする際に有効ですが、この先生の話し方がまさにそう。うーんやるなあ。 加えて、毎回の全体練習計画をペーパーにして前日に配っちゃってくれます。そのおかげで少しでも早くお子さんへの具体的な日程連絡ができるようになりました。 そして最後に・・・ 普段しゃべっておられる様子を職員室から耳にすると、どこかで聞いた様なテンションにアクセント、しばらく聞いて、他の先生と一致しました。 「列車の車掌さんもしくは駅員さんっぽーい{新幹線}」 もしかしたら、ここが一番効いているのかも{笑顔} ビフォー ○「練習内容の個別配布」  運動はとっても大好き、リレーの選手でもある活動的なAさん。ですが、今日は朝から大声で泣いていました。  保護者さんと電話で連絡を取ると、以前から運動会や発表会など通常と異なる取り組みの際に不安定になることがあったとのこと。また、お出かけの際も、目的地や予定が変更となると、いらいらすることが見られたとのことでした。  この情報から、「見通しのない際に不安定となる」ことが予想されましたので、総練習を前に急いで準備したのが下のシートです。 アフター イベントごとの前にちょっぴり不安定になるAさんは、この一年でずいぶん折り合いをつけてくれるようになりました。今年は手順表なしで練習参加しています。 一年間Aさんと関わってきて、前庭覚の鈍磨というか、ちょっと動いているくらいがいい気持ちなんだなあというのが見えてきました。 そこで、始業前に西風が教室に遊びに行ってちょっと遊んだり、朝の会の時にクラスみんなで片足立ちチャレンジをしてもらったりしてきました。 加えて今年は、とっても元気で運動大好きな先生が担任になられたこともよかったのかもしれません。 見通しを持たせることはエチケットとして必要ですが、感覚が充足されることで、不快感覚の閾値があがり、ひいてはストレス耐性も高まったのかもしれないなあと思っています。 ビフォー ○「ホイッスルでいいね」  Cさんはシグナルの音に強く反応し、叫んだり走り去ろうとしたりします。 アフター 実はこれが紆余曲折しました。 Cさん実は昨年度、運動会当日は欠席されました。 体調が悪くなられたとのことでしたが・・・ そして今年、本校は校長の人事異動がありました。その校長先生が中学校の校長先生だったからなのかどうなのか分かりませんが、シグナル(ピストル)と使わないことに違和感を唱えられたのです。 団体競技の時だけであるとか、低音量のヒスを使うとか、見えないようにして撃つとかいろいろと工夫をされていたようですが、今日の総練習では、体育主任がシグナルを手に持つと「ギャー」と泣き出してしまうほどになってしまいました。 その状態を目の当たりにされ、西風からも感覚の過敏さについて少し後押しさせていただき、Cさんに運動会に参加してもらうには「その日一日もう一切シグナルは撃ちません」と約束するしかないと判断してくださいました。 問題は明日一日で、その約束をうまく伝えることができるかというところではありますが、とりあえず一息です。 自分が担任でない歯がゆさをちょっぴり感じた一件ではありました。 以上いくつかのビフォーアフターを紹介させていただきました。 とにもかくにも、今年は私ががっつりとサポートをするお子さんが減ったように感じています。 体操帽子のあごゴムが気持ち悪くてはめようとしないお子さんと、一番気にならない長さはどれか、一緒に試しながら手縫いしてくださった先生 スペクトラムのお子さんが開会式中に大声を出したときに、「不安だから声を出したんだよ」と子どもたちに伝えてくれた先生 不安が強くて、練習に入ることをためらうお子さんに対して、いつまでも粘り強く関わってくださる支援員さん 素晴らしい先生方と共に、今年も運動会を迎えることができそうです。
2010. 04. 11  
西風のブログも早いもので書きはじめて1年が経過しました。 0のつく日に更新をと目標を立ててはいましたが、なかなか守ることができず情けないばかりです。 9のつく日くらいにならないと「書かなきゃ〜」って思わないものでですね〜。 ともあれ、このようにブログによる発信をはじめてから、幸せにも多くの方と出会うことができました。 LD通級教室を一人で担任しているという立場上、疑問や周囲の期待に対し一人で立ち向かわなくては、みたいな構図にはまってしまいがちなのですが、日本中におられる素晴らしい仲間の存在を感じる度に安心します。独りよがりになってはいないかと点検できます。 これこそが一番ありがたいことなのかもしれません。 皆様今後ともよろしくお願いします。 さて、「卒業式de支援」というテーマでの話題、パート2になります。卒業式どころか、入学式も終わってしまった今日このごろではありますが、記録としてご容赦いただければ嬉しいです。 ちなみに、パート1はこちらです。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/40 パート1では、幼稚園や養護学校の卒業式に列席できた経験から、そこで感じたことや特徴的な支援を紹介し、それらを通して考えたことをまとめました。 パート2では、西風の学校で現在行っている支援について、いくつか紹介したいと思っています。 <色:#0000ff> ?式次第のプレゼンテーション提示 ?必要なお子さんへの手持ち式次第の配布 ?花粉症で鼻をかむときにむっちゃ大きな音になっちゃう子への支援 ?見通しは持てても我慢ができない可能性がある子の支援 ?支援学級在籍の自閉症のお子さんに、100人もの証書授与を我慢してもらうための支援 の、5つの支援をご紹介します。 ?式次第のプレゼンテーション提示 ?手持ち式次第の配布  西風の勤務校でも取り組みはじめて5年目となりました。  元々、養護学校に勤務していたときに、同僚が始めた支援です。全体の見通しを明らかにすることや、現在なにが行われているのかを確認することをねらって提示しています。  画面の構成は ○白地に黒で現在のプログラム名を提示 ○画面効果は極力入れない ○画面下部には全体のプログラム数分の「ニコニコマーク」を配置し、終わったら色がついていくとしています。
慣れてくると、写真を挿入したり、画面効果を鮮やかにしたり、式辞などを要約提示したりなどの活用を考えたりもしましたが、本来の目的である「主体的に参加するため」のツールの立ち位置としては現在のシンプルが妥当なのかなと思っているところです。 「書字」により人々の思考力が奪われることを嫌い、「口承」にこだわったソクラテス:By プルーストとイカ ではありませんが、支援のバランスは大事なところなのだろうと思っています。 全体支援はプレゼンテーションにより行いますが、このプレゼン画面を必要な児童には手持ちにして配布したり、入学式の際は各学級で子どもたちへの事前指導に活用してもらったりとしながら個別に軽重をつけているところです。 全体的な支援はこの程度にとどめ、これを各学級でどのように活用するか、担任の先生方にこの支援の本質的な意味をどのように伝えていくかを、今後も考えていきます。 ちなみに、昨年度末に参列した養護学校の卒業式では、式次第はプレゼン提示されていませんでした。設置されたスクリーンには校歌に合わせてその歌詞が・・・。 これをどう評価するか、難しいものです。 ???は西風への相談はいただきましたが、最終的に担任の先生方が考えられて実践された支援です。さすが担任の先生!しっかりお子さんにマッチしていました。 ?花粉症で鼻をかむときにむっちゃ大きな音になっちゃう子への支援 卒業式に、入学式。気候もよくなり春の訪れに心ウキウキなのですが、同じように花粉もフワフワと飛び始めます{困った} AちゃんはPDD診断があり、中学年途中まではリタリン服用と通級指導を週4回行っていたお子さんです。 そんなAちゃんに対して担任の先生方は、できる限りの視覚的な支援やABC分析をベースにした適切な分化強化を意識して関わってくださりました。 その取り組みをいただく中で、Aちゃんは学級集団への適応が進み、トラブルを未然に防ぐために行っていたSSTも、トラブル後に行っていたコミック会話も必要がなくなってきたために、通級による取り出し指導はお休みすることができるようになりました。 いつかAちゃんの話もまとめてみたいものです。 さて、そんなAちゃんも4年生となり、いよいよ卒業式に参加します。手持ちプログラムなどにより支援を行うことになっていましたが、そこで出てきたのが伏兵の「花粉症」 むずむずするためにAちゃんも鼻をかむのですが、その一連の動作の潔いこと!全身を震わせるように力を入れて「ぶおーーっん、ちゅいーーんっ」と 鼻をかむくらいいいやん ってはなかなかならないんですねぇ。そこで担任の先生が考えられたのがコレ
教室に貼ってある「声のものさし:鼻かみ編」 彼が「ちゅいーん」とかむ度に担任の先生が指で大きさを数字で出します。 何度か繰り返すうちに、大きさの調節ができるようになっていました。 というか、この二人の間の空気感がなかなかほのぼのとして、見ているこちらもいい気持ちになりました。 これこそが、年間通して培った信頼関係なんでしょうね。 ?見通しは持てても我慢ができない可能性がある子の支援 これはちょっといらいらするBちゃんへの支援です。 アトピーもあるし、ちょっと揺れてるくらいが安定する特徴のあるBちゃん。 ちょっと動きが目立っちゃうのを気にした担任の先生は、Bちゃんへの励ましの手紙を、前席の椅子の背もたれに箱をつけて挿してあげてくださってました。
ソーシャルストーリーを学ばれた先生ではありません。ごくナチュラルなあたたかい先生です。 Bちゃんのためにと書かれた励ましの文章。 心のこもった文面、けして威圧的ではないその内容に感心しました?支援学級在籍の自閉症のお子さんに、100人もの証書授与を我慢してもらうための支援 西風の学校の卒業生は約100名 証書授与にかかる時間は約30分。 脈々と受け継がれてきた儀式とはいえ、時に「これって拷問?」と感じることがあります。 延々と繰り返される証書授与。厳密な礼法指導によりほぼ同じ動きで子どもたちが流れていきます。その姿はまるで金太郎飴。 支援学級のCちゃんは、証書授与の時間の半ばが過ぎると、周囲の子供が喜ぶようなNGワードを口走っちゃったり、立ち上がったりと不安な気持ちを必死に押さえようとしています。 支援学級の担任の先生と、あまりに負担があるようなら、証書授与後の入館も視野に入れていましたが、試しに行った支援がはまりました。 それがこれ
ボードに卒業生全員の名前を書いた用紙を貼り、一人ずつ授与が進むのにあわせ磁石を移動していきます。 聴覚刺激の弁別は元々上手なお子さん、ちょっとした手順の誤りは隣席の同級生からサポートを受けながら取り組むことができました。 ボードを手持ちでなく、前席に固定したことで、立ち上がることの抑制にもなっていたようです。 また、式の始まる前にはCちゃんの近くに座られる保護者の方々に対し、彼の特性と不安から生じる特徴的な行動の説明と周囲のあたたかい無視の仕方についてお話をする時間をとらせていただきました。 子どもたちを含めた、周囲の皆さんのあたたかい配慮の中で、Cちゃんは無事に式に参加することができました。しかも「我慢して」参加するのでなく、放送を聞いて磁石を動かすなどある部分では<色:#0000ff>「主体的に」です。 このような空気こそが、インクルーシブな社会を形作るベースになるのかもしれませんね。 アップをさぼっていた反省から、気づけば長文になってしまいました。 特別支援教育に携わる人間として、儀式的行事とどのようにつきあっていくのか、今後も大切にしていきたいものです。
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プロフィール

Author:nishikaze8
子どもたちとの学びは発見と感動の連続です。

将来の自立に向け、常に根拠のある関わりができるように心がけたいと思っています。

特別支援教育士
臨床発達心理士
ビジョントレーニングインストラクター

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