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2009. 06. 20  
18年度より制度化された「LD、ADHD等の児童に対する通級教室」において、望まれる適切な時間割とはどのような姿か、考えています。 今回は、これまでの思考の流れから、私自身のイメージをまとめてみました。 現在行っていることではありません。あくまで、私にとっての理想型だと思って読み進めて下さいね。 前回までのブログで、 ?単位時間の授業スタイルのバリエーション  ?現在の教室の時間割  ?教室運営上の都合とそれぞれのお子さんの学びの実態の双方の観点から考える必要があること について、考えを進めてきました。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/category_4/ 今回は、それぞれのお子さんについて、どのように関わるかを軸に考えていきます。 確認になりますが、西風の教室では、運営の大前提として以下の2点を全職員と共通理解しています。 ?当該学年の学習やその支援については学級担任があくまで主役。 ?通級教室では、そのお子さんのもつ認知スタイルや得意な学習様式を、アセスメントや個別指導を通して明らかにしていき、教室での支援のためのフィードバックを行う。 特に?が教室の立ち位置を表現しています。 つまり、それぞれのお子さんに対する指導の流れは、 第1段階「アセスメント期」 第2段階「支援ツールを習得する個別指導期」 第3段階「支援ツールを用いた自立期」 と、3段階でとらえることで整理できないかと考えてみました。 それぞれについてもう少しつっこんでみます。 第1段階「アセスメント期」 児童保護者相談、教室訪問、担任面談などを通して、お子さんの現状をとらえることをとりかかりに、通級教室において、発達検査などのフォーマルアセスメント、各教材への取り組み状況などによるインフォーマルアセスメントを行い、必要な支援の在り方を検討していく期間。学習内容を選定し、個別の指導計画により、通級教室の関わり方を構築していく。 第2段階「支援ツールを習得する個別指導期」 指導計画に基づき、個別の指導を行いながら、お子さんにあった支援の在り方を検討する期間。 また、それによって得たツールの使い方に対して、子どもとともに操作、活用しながら習得していく期間。 第3段階「支援ツールを用いた自立期」 スケジュールに従い、支援ツールを活用しながら、自主的に課題に取り組む期間。 つまり、 第1段階と第2段階では、教師が積極的に関わりながら、子どもに寄り添いつつその子に合った支援の在り方を構築していき、 第3段階では、子どもたちがそれぞれに自発的に学び、戸惑ったときに教師の助けを借りるようになっていくという風にとらえてみました。 また、アセスメントで小集団でのSSTが必要と判断されたお子さんについては、SSTの授業を講座開設方式で対応し、必要な期間の指導を行おうと考えています。 加えて他校枠は基本的に午後に設定し、保護者の便宜への配慮をしました。 その考えで作成したのが以下の時間割です。
?第1段階と第2段階は個別指導を中心に、かつ第2段階が関わりの中心となるため枠数を増やす。 ?第3段階は、各自の課題を設定し、支援ツールを活用し、スケジュールに従いながら自習を行うため、少人数一緒に授業を行う。 ?SSTは内容を特化して設定し、少人数指導を行う。 ?午後は基本的に他校枠とする。 現時点で、私が思うLD通級教室の理想的な時間割はこのような形です。 皆さんのご感想をお聞かせいただければありがたいです。遠慮なくコメントをお寄せくださいね。 また、読んでいただいた皆さんが疑問にもたれるのは、教育委員会措置など、通級教室への入級要件や退級要件がどのようになっているのかという部分があると思われます。 西風の教室では、教育委員会から措置されて入級ではなく、校内委員会で検討し入級を判断しています。 このあたりもLD通級のよりよい形を探っていくためには、避けては通れない話題ですね。 長文へのお付き合いありがとうございました。
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nishikaze8

Author:nishikaze8
子どもたちとの学びは発見と感動の連続です。

将来の自立に向け、常に根拠のある関わりができるように心がけたいと思っています。

特別支援教育士
臨床発達心理士
ビジョントレーニングインストラクター

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