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2009. 10. 30  
前回からのシリーズの第2弾になります。 LD通級指導教室が全国的に運用をされ始めて3年と半年が経ちました。 これまで、情緒や言語の通級指導教室や、支援学級の先生などの弾力的な運用などにより、通常教室で学びながらも、特徴的な学びのスタイルを有するお子さんに対しての支援がなされてきました。 その歩みを受け継ぎ、私が担任させていただいているLD通級教室は<色:#0000ff>、子どもたちはもちろん、学校全体に望ましい影響を及ぼし、ひいては将来的にインクルーシブな社会を構築していくために正しく機能しているのだろうか。 と、いう部分に立ち止まって書かせていただいたリポートを紹介いたしています。 読みにくくはありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。 構成としては ?LD通級指導教室設置の背景 ?本教室の歩み ?本教室の教育課程 ?運用上の危惧 ?LD通級教室は必要か ?まとめにかえて としています。 前回に?と?を紹介しました。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/26 今回は?「本教室の教育課程」について紹介します。 このブログで、かねてより発信してきたことではありますが、あらためてまとめています。 ここから本文です 3.本教室における教育課程   通級指導教室の担任として、担任からの依頼による在籍教室への観察、保護者や担任との教育相談及び通級指導教室における個別や小集団指導を行っている。  通級指導教室における個別・小集団指導については、アセスメントを行いながら関わる段階を経た上で、以下の4つの項目を立て、必要な教育課程を検討し行っている。 ?ビジョントレーニング・視知覚 ?巧緻性を高める ?社会性を高める ?教科の補充学習 具体的には以下のとおりである。 ?ビジョントレーニング・視知覚について  「目」という感覚器官は生活場面のみならず、学習場面を含めて、情報の入力器官として大変重要な働きを持っている。  教室を訪問した際に、板書の転記に時間がかかってしまったり、音読の際に逐字読みになってしまったりする児童をよく見受けるが、視力自体に問題がない場合には、本人の努力や能力の不足であると思われることがあるようである。 そのような状態の子どもに対し、眼球運動の滑らかさをアセスメントし必要な練習方法を保護者に提案したり、学級担任と協力して平素の授業における望ましい支援の在り方を考えたりしている。
?巧緻性を高めるについて  手指などの微細な動きや、体全体などの粗大な動きまで、自分の体をうまく操作できないことにより、本来有している能力が発揮されにくかったり、そのことによりやる気を失ったりしてしまっている子どもを見かけることがある。  そのような子どもに対し、感覚統合理論をベースに固有受容覚を高めたり、前庭感覚刺激を入力したりすることにより、行動上の不器用さや感覚の過敏さが和らぐような学習を行っている。
?社会性を高めるについて  個の社会性はあくまで社会の中で育てるべきである。 SSTの流行から個別指導における社会性を高める教育が有効であるという実践を聞くことが多くなったが、あくまで集団の醸成が第一義であることを繰り返し伝えていきたい。また、そのためにも、依頼があった学級に対して、集団の社会性を高めていくために取り扱うべき内容や活動の進め方をともに考えたり、必要に応じて授業支援を行ったりしてきた。  が、現実には子どもによって「心の理論課題」の通過が難しかったり、注意が激しく移り変わることやこだわり行動が強かったりすることなどにより、集団の中での円滑な対人関係を紡ぐことが難しくなり、苦労している子どもを目の当たりにすることもしばしばである。  そのような子どもに対して、個別もしくは小集団の場で、ルールのあるゲームをともに楽しんだり、自己の感情の移り変わりを認識できるような手立てをとったりしながら学習を行っている。
?教科の補充について  もっとも扱いが難しい内容である。  通級指導を必要とする児童には、圧倒的に在籍教室での学習が分かりにくい子どもが多い。  保護者や担任の中にも、そのような児童に対して補充学習を行うのが通級指導教室であるととらえる風潮になりがちである。  しかしながら、当該学年における学習の習得に対し、責任を持ち支援することこそが学級担任の責務であるというスタンスを崩すべきではないと考えている。  そのためにも通級指導教室としては、対象となる児童がどの部分までの学習内容を理解しているのか、現時点でどのような支援を必要としているのかを明らかにすることを目的として取り組んでいる。  個別指導により見つけた有効な支援を、担任と交流し、平素の学習において、活用されるようになることを目指して、今後も取り組んでいきたい。  加えて、子どもたちが、主体的な学習者として自発的に学習に取り組むようになることは、将来的な技能の向上に大きく寄与するため、スケジュールを用いて見通しを持たせることや、支援ツールを自分で操作し活用することについても重点的に取り組んでいる。
<色:#ff0000>ここまで本文です。 さて次回はいよいよ本リポートの中心部分になります。 現時点で感じる、運用上の危惧やLD通級はどのような立ち位置で存在するべきかについてまとめてみています。
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nishikaze8

Author:nishikaze8
子どもたちとの学びは発見と感動の連続です。

将来の自立に向け、常に根拠のある関わりができるように心がけたいと思っています。

特別支援教育士
臨床発達心理士
ビジョントレーニングインストラクター

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