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2010.
02.
20
ND(ニコチン依存症)を克服し、禁煙するための取り組み第2弾になります。
結論から言うと<色:#ff0000>禁煙継続中色>です。
しかも楽々と・・・
こんなに簡単に禁煙できるなんて、まさに騙された感じがするくらいでもあります。
では、そのためにどんなできごとがあったのでしょうか。
お医者さんは私に何をしてくれたのでしょうか。
時計を巻き戻してまとめていきます。
<色:#0000ff>2月1日(月)禁煙外来初受診色>
診察前に問診票記入をします。しかも禁煙外来は特別に2枚。内容は、これまでの喫煙歴や喫煙量、精神疾患の有無、体調について等、中には「朝目覚めて何分以内に喫煙するか」といった喫煙習慣に関する項目もありました。
禁煙外来は保険診療となり3割負担となりますが、そのためには「ニコチン依存症」である必要があるとのこと。その鑑別の為の調査なんですね。
診察室に入るとドクターは問診票を確認し、いくつか確認をした上で、やおら一言<色:#ff0000>「立派な依存症ですね」色>{タバコ}
そりゃあ「1日40本、2?年間の喫煙、起きて3分で喫煙する習慣・・・」すべてにおいて項目をクリアするため、私は晴れて「ND」の確定診断をいただいたのでした{困った}
インターネットである程度の知識を仕入れ、自分が「ND」であろうとそりゃー思っていましたよ。でもですね、あらためてドクターから確定診断を下されたとき、カルテに「ND」と書き込まれている様子を目の当たりにしたとき、やっぱり心はざわめきました。だって、これまで毎日付き合ってきた私自身の体について、他人があなたは「○○です」と断定するわけですから。覚悟はしていたとはいえ、やっぱそうよねと思うとはいえ、なんともいえない不快感を感じました。
「心細い」というかドクターの次の言動が「怖い」というか、ホントに医者の一言は重いんだと実感しました。いや、他者に「批評・断言」されるってこんな気持ちになるのかという気持ちが強かったのかも・・・
ともあれ確定診断後、本格的な診察になります。D:ドクター N:西風
D:「病院を受診して禁煙に成功する人の割合は6割です」
D:「成功した人としてない人の違いはどうも動機の強さにあるようです」
D:「明確な動機がある人(目標がある、自発的、大病を患っている・・・)は禁煙できやすいですが西風さんはどうですか?」
N:「実は、フルマラソンを走りたいと思っています(これホント{走る})」
D:「立派な動機です。ただ、初めに言ったように成功率は6割です。失敗をしたからと言って命をすぐにとられるわけではない。つい吸ってしまっても、そこで仕切り直しをすればいいんですから、焦らずに取り組んでいきましょうね」
どうですか!この<色:#0000ff>絶妙なモチベーションの高め方色>。
「ND」と診断を下されざわついていた心が落ち着いていきました。
D:「保険適用の禁煙法として大きく2種類があります。一つはニコチンパッチを貼ったりニコチンガムを噛んだりして、代替ニコチンを摂取し禁煙習慣を断ち切っていく方法。もう一つは、中枢神経に作用し、煙草を吸いたくなくなるお薬を服用する方法とあります」
D:「前者の成功率は当院では2割5分、後者は6割ちょっとです。前者はパッチを貼る場所がかぶれちゃう人がいます。また、ニコチン自体は摂取するので、パッチ終了後喫煙してしまう方が多いようです。後者は煙草を吸いたくなくなるし、臭い自体も嫌いになる働きがあります。が、頭痛やめまい、便秘などの副作用が強く出る人もあり、そのため継続断念ということがあります」
なるほど、複数の治療法を提示し、互いのメリットとデメリットを説明してくれるんですね。この段階での「自己選択」はモチベーションアップに必ず繋がります。
だって「与えられた」のでなく「選んだ」のですから。
私は副作用というものをこれまでに経験した覚えがなかったことと、薬が「中枢神経に作用する」という説明に興味をもったこともあり、後者の「投薬」による治療を行うことにしました。
もらった薬はこれです。
開いてみると、おー分かりやすい!視覚的に構造化されています{拍手}
<色:#0000ff>『α4β2ニコチン受容体部分作動薬 チャンピックス』色>
作用としては
?シナプス間隙にある「ニコチン受容体」と結合し、少量のドーパミン等の放出を促すことでタバコを吸った際に近い満足感、高揚感を味わえるようにする。→<色:#ff0000>吸いたくなくなる色>
?タバコを吸った際には、すでに受容体と結合しているため、拮抗薬として働き、吸った満足感を味わえなくする。→<色:#ff0000>美味しくなくなる色>
と、いう働きがあるそうです。
ほんまかいなって感じですね{ドクロ}
この薬を3日目までは0.5?×1錠
その後7日目まで0,5?×2錠
2週目から12週目まで1?×2錠
と、服用します。
しかも、一週間目は喫煙可!{キラキラ}
なんじゃそりゃというか、タバコ様と今生の別れではなくなるという安堵感からか顔がほころぶ西風でした。
さて、服用開始は同日の夜、食後に0.5ミリグラム錠を一つ服用し、治療が始まりました。
いつものように喫煙していた私に変化が現れたのは2時間後です。
「タバコの味が薄い」
というか、「巻いてる紙のような後味が残る」
むむむ、なんかおかしいぞ。と思いながら、そーんな馬鹿なとおもいながら就寝しました。
<色:#0000ff>翌日2日色>。
やっぱり「薄い」
しかも「まずい」
昨日まで職場だけで20本は吸っていたタバコ、この日は10本しか吸いませんでした。一日量も半減以下に
<色:#0000ff>3日色>
喫煙所となっている小屋のにおいが耐えられなくなり足が遠のきました。
車にタバコを置くようになり、吸いには行くものの「美味しくない」
この日から一日量一桁に
<色:#0000ff>4日色>
この日は意図的に職場にタバコを持ち込みませんでした。
それでもセーフ
というか家でも2本だけ、2月2日に買った箱がまだ余ってます。
<色:#0000ff>5日色>
なんと初の一日ノースモーク。
箱には後2本残っていますが、手を出す気にならずって感じです。
という序盤戦。
気づけば一週間の猶予をまたずに完全禁煙に突入です。
いやいや、すごいぞ「チャンピックス!」
現在禁煙に取り組んで20日。
無事に継続中です。
チャンピックスさまさまではありますが、やはり良いことばかりではなく。
現在はずいぶん収まったとはいえ、<色:#ff0000>副作用に悩まされる日々色>を経験することになります。
この辺りこそが、我々が理解しておかなくてはいけないことなのでしょうね。
その話は次回に持ち越しです。


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