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2010. 03. 22  
18日は西風の学校でも卒業式が行われました。 加えて、ありがたいことに15日には町内の幼稚園、16日には前任校である養護学校の卒業式にも参加させていただくことができました。 以前にも「儀式行事de支援」という題名で記事をアップさせていただきましたが、今年度実施したことを含めて再度書き起こしながら考えさせてください。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/4 3つの式に参加しましたのでそれぞれに分けて考えてみますね。 ?幼稚園の卒園式  この園は、以前のブログでご紹介させていただきました。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/20  新しい環境への適応に不安を感じ、動けなくなってしまう可能性があるお子さんがおられるということで、小学校の入学式での個別支援が必要かどうかを判断するために列席しながら観察をさせていただきました。  それともう一つの使命は・・・  「式次第をプレゼン提示したい」と依頼があり、そのお手伝いというか不慮があった際のヘルパーとしての参加でもありました。  昨年度から先生方で力を合わせて取り組んでこられた「幼稚園における特別支援教育」。その中で、園児に対する視覚的な支援の有効性や必要性を感じてこられたとのことで、今年度予算で「プロジェクター」と「移動式スクリーン」まで購入なさっていたのです。  まずはこんな先生方の姿勢に感激ですね。  先生方が心配されていた「スクリーンに投影すると、子どもたちがそちらばかり見るのではないか」も練習時から努めて使ってもらったこともあり、それでざわざわする感じを受けることはありませんでした。  式次第を投影しない卒園式をあいにく知らないため、比較はできませんが、小学校の児童と同じようにプログラムが進む度にちらっと見る子も多く、拠り所にしている様子を感じました。  面白かったのは、着座姿勢を整えるための手だてです。  椅子に座ると子どもたちはみんな、背もたれを支える縦棒を両手で握るんですね。その姿勢はまるで「やすめ」の姿勢。手遊びを避け、姿勢を整えるための方法として、理解できるなあと思いました。  もちろん、この方法を個人差や発達に応じてどうやって減らしていくか。とセットになるのでしょうが、「ちゃんとしなさい」で終わるより、まったく教育的だねって感じました。 ?養護学校の卒業式  養護学校から転出して4年。久しぶりに出向いた学校は、大変懐かしく、温かくみなさんに迎えていただきました。  激動の小学校に勤めていると、この変わらない感じってとても不思議な感じがします。  もちろん変わらないことの大切さも感じています。  さて、卒業式についてですね。  式次第に列挙されているプログラムは幼稚園や小学校と大差はありません。大きく違うのは、先生方の座っておられる位置ですね。  配慮の必要なお子さんが多くおられるということで、児童席に分散して座られていました。  初めて養護学校に勤務したとき驚いたのはその職員数の多さ。だって遠足に行くのに、先生の数と子どもの数がほぼ一緒なんですもの。(ちなみに西風の小学校は現在600名の子どもを20人くらいの職員で引率します。)でも、そこで働いていると慣れちゃうんですよね。  ですから、久しぶりに見た養護学校の卒業式の第一印象はやはり「先生多いなあ」でした。  その先生方が子どもたちと一緒に座っておられる光景。 これが、まさに養護学校の卒業式のイメージですね。  先生方は手に手にいろんなグッズを持って入場されていました。「個に応じる」ためにいろんな知恵を使っておられる様子がうかがえました。  次回のアップになりますが、西風の学校でも「見通しをもてない」ために不安定になってしまうと考えられるお子さんを含めて、一人でも多くのお子さんが主体的に行事参加してくれることを目指して、いくつかの支援をしています。  じゃあ養護学校の先生方はどんな支援をなさっているのだろうと、なかば研修の気持ちで拝見・・・  全体的に見て、持ち込まれているものはそのお子さんが普段よく遊んでいるぬいぐるみやおもちゃのようでした。   しばらく考えて気づいたのは、「あー式中は先生方が直接支援(抑制?)できるからいらないんだ。」ということ。  つまり、準備されているツールは、主体的に児童が行事に参加するためというより、開始前などの待ち時間に不安定とならないため、という意味合いが強いのでしょうね。  様々な支援ニーズのお子さんを、<色:#0000ff>画一的に行事に参加させる難しさ。その中で一番いい支援方法をということで、きっと「間に座り直接支援する」という方法が編み出され、脈々と続いてきたのでしょう。  が、実際に中で仕事をしているときに気づかなかった違和感を感じたのも確かです。ごく自然にとられているこの支援に、どこか落とし穴はないでしょうか。教師としてできることはほかにないのでしょうか。  卒業式を<色:#0000ff>学習の場としてどのように取り扱うか、どのように<色:#0000ff>子どもたちを支援をするか、そのために<色:#0000ff>平素からどのような関わりを持って過ごすか。これらのことを考えることはけして無駄なことではないと思います。  もちろん、「卒業式」自体に対する意識をもっと柔軟に持ち、より<色:#0000ff>子どもの実態にあった立案をしていくことも重要な部分です。  企画する者も、実際に支援する者も、<色:#0000ff>あくまでも子どもの学習を成立させるためにという理解の元で取り組んでいければいいですね。  教師としての視点からは若干辛口な感想となってしまいましたが、卒業生の過去の担任として振り返ると、子どもたちの着実な育ちに感動を覚えました。  先生方の日々の関わりは着実に子どもを育てていました。  これまでの養護学校がもっていた温かさに、きめの細かさや自発、自立といったエッセンスをうまく加えて「特別支援学校」としてリニューアルしてほしいものです。  「特別支援」という名の下に、特別支援学校から小学校の通常教室までが一本の線でつながったこと、その意味を今後も考えていきたいものです。  長文になったので、西風の学校での支援は次回にアップしますね。
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プロフィール

Author:nishikaze8
子どもたちとの学びは発見と感動の連続です。

将来の自立に向け、常に根拠のある関わりができるように心がけたいと思っています。

特別支援教育士
臨床発達心理士
ビジョントレーニングインストラクター

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