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2010. 05. 20  
いよいよ今週末は本校の運動会です。 昨年のちょうど今の時期にも、運動会にどのように取り組むべきか、自分なりに記事にまとめさせてもらいました。 http://edublog.jp/nagasaki-northstars/archive/11 見通しを持たせる手持ちカードであったり、シグナル(ピストル)のホイッスルへの変更であったり、暑さへの対応であったりといくつか行った対応でしたが、一年を経てそれぞれのお子さんの成長を感じています。 ビフォーアフター的に今年のお子さんの様子と、今年度の運動会のことをまとめてみます。 <色:#0000ff>ビフォー ○「見通しのある提示」「やりなおしは極力控える」  全体指導を行う体育主任の先生には、練習開始時や適宜に、練習の予定や休憩のタイミングを児童に伝えてもらうようにお願いしています。同じように「やりなおし」は可能な限り控えるということも要望をしています。 <色:#ff0000>アフター 体育主任は新たに転勤してこられた先生に代わりました。 職員会議ではビフォーのような要望を全体にした上での練習開始となりました。 この先生がスゴイんです。 子どもを褒めるときも指導するときもしっかりと具体的。 そのしゃべり方はあくまでも冷静、突然大きくなるわけでもなく聞き取りやすい。「ブロークンレコード」という支援者の対応は、時にお子さんを安定させたり、適切な行動をわかりやすく提示したりする際に有効ですが、この先生の話し方がまさにそう。うーんやるなあ。 加えて、毎回の全体練習計画をペーパーにして前日に配っちゃってくれます。そのおかげで少しでも早くお子さんへの具体的な日程連絡ができるようになりました。 そして最後に・・・ 普段しゃべっておられる様子を職員室から耳にすると、どこかで聞いた様なテンションにアクセント、しばらく聞いて、他の先生と一致しました。 「列車の車掌さんもしくは駅員さんっぽーい{新幹線}」 もしかしたら、ここが一番効いているのかも{笑顔} ビフォー ○「練習内容の個別配布」  運動はとっても大好き、リレーの選手でもある活動的なAさん。ですが、今日は朝から大声で泣いていました。  保護者さんと電話で連絡を取ると、以前から運動会や発表会など通常と異なる取り組みの際に不安定になることがあったとのこと。また、お出かけの際も、目的地や予定が変更となると、いらいらすることが見られたとのことでした。  この情報から、「見通しのない際に不安定となる」ことが予想されましたので、総練習を前に急いで準備したのが下のシートです。 アフター イベントごとの前にちょっぴり不安定になるAさんは、この一年でずいぶん折り合いをつけてくれるようになりました。今年は手順表なしで練習参加しています。 一年間Aさんと関わってきて、前庭覚の鈍磨というか、ちょっと動いているくらいがいい気持ちなんだなあというのが見えてきました。 そこで、始業前に西風が教室に遊びに行ってちょっと遊んだり、朝の会の時にクラスみんなで片足立ちチャレンジをしてもらったりしてきました。 加えて今年は、とっても元気で運動大好きな先生が担任になられたこともよかったのかもしれません。 見通しを持たせることはエチケットとして必要ですが、感覚が充足されることで、不快感覚の閾値があがり、ひいてはストレス耐性も高まったのかもしれないなあと思っています。 ビフォー ○「ホイッスルでいいね」  Cさんはシグナルの音に強く反応し、叫んだり走り去ろうとしたりします。 アフター 実はこれが紆余曲折しました。 Cさん実は昨年度、運動会当日は欠席されました。 体調が悪くなられたとのことでしたが・・・ そして今年、本校は校長の人事異動がありました。その校長先生が中学校の校長先生だったからなのかどうなのか分かりませんが、シグナル(ピストル)と使わないことに違和感を唱えられたのです。 団体競技の時だけであるとか、低音量のヒスを使うとか、見えないようにして撃つとかいろいろと工夫をされていたようですが、今日の総練習では、体育主任がシグナルを手に持つと「ギャー」と泣き出してしまうほどになってしまいました。 その状態を目の当たりにされ、西風からも感覚の過敏さについて少し後押しさせていただき、Cさんに運動会に参加してもらうには「その日一日もう一切シグナルは撃ちません」と約束するしかないと判断してくださいました。 問題は明日一日で、その約束をうまく伝えることができるかというところではありますが、とりあえず一息です。 自分が担任でない歯がゆさをちょっぴり感じた一件ではありました。 以上いくつかのビフォーアフターを紹介させていただきました。 とにもかくにも、今年は私ががっつりとサポートをするお子さんが減ったように感じています。 体操帽子のあごゴムが気持ち悪くてはめようとしないお子さんと、一番気にならない長さはどれか、一緒に試しながら手縫いしてくださった先生 スペクトラムのお子さんが開会式中に大声を出したときに、「不安だから声を出したんだよ」と子どもたちに伝えてくれた先生 不安が強くて、練習に入ることをためらうお子さんに対して、いつまでも粘り強く関わってくださる支援員さん 素晴らしい先生方と共に、今年も運動会を迎えることができそうです。
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プロフィール

Author:nishikaze8
子どもたちとの学びは発見と感動の連続です。

将来の自立に向け、常に根拠のある関わりができるように心がけたいと思っています。

特別支援教育士
臨床発達心理士
ビジョントレーニングインストラクター

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