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2011. 03. 10  
2月は28日で終わってしまうのをよいことに、1回休憩をしておりました{汗} 代わりと言っては何ですが、今回は長文となっています。読みにくいカモですがご容赦を{カエル} 学年末に近づき、校内も慌ただしく感じますね。 私自身も、次年度入学するお子さんの観察に出向いたり、卒業生を含めた今年度のまとめを作成したりと目が回りそうな日々を過ごしています。 そんな中だからこそ、一日一日を大切に過ごしたいものです。 さて、様々なアセスメントについて考えるシリーズも第6回となりました。 前回と今回では、<色:#ff0000>感覚面のアセスメントについてまとめています。 前回には、以下の3側面について紹介しました。 <色:#0000ff>?感覚識別のアセスメント ?運動行為機能のアセスメント ?姿勢運動のアセスメント 今回はそれぞれについての簡便なアセスメント方法をご紹介します。 この簡易アセスメントは、2月11日に福岡市で行われた、感覚統合研修会において、長崎大学の岩永竜一郎先生がご紹介くださったものに、西風が加筆しています。 <色:#0000ff>?感覚識別のアセスメント 4種類 <色:#ff00ff>?ーA 「触覚識別機能」 <色:#ff00ff>目を閉じた子どもに手を差し出させ、検者が軽く指を触ります。概ね6才以上のお子さんであれば、どの指を触ったかを正確に答えることができます。 実際に行うと、指をタッチされた後軽く指を動かして確認をするお子さんがおられたり、そうでなかったりします。軽く動かしているお子さんは皮膚の表在覚に加えて、固有受容覚も利用してるのでしょうね。 そのあたりも発達の特徴として見ていくことができます。
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記事とは関係ありません・・・ ストレッチポールでのリラクゼーション 。力を抜くって結構難しいものですね。 「力を抜く」ことは難しくとも、ポールに乗って緊張を作り出した後にそれを取り去ると結果的に抜けます。このポール私も愛用してます{まる}
<色:#ff00ff>?ーB「触覚と関節の動きの感覚機能」 <色:#ff00ff>目を閉じた子どもの手の中に、丸、三角、六角形や四角形といった積木を入れて形を当ててもらいます。6才以上であれば概ね正答できます。 <色:#ff00ff>?ーC「関節の位置や動きの感覚機能」 <色:#ff00ff>子どもの手が届く範囲に検者が手を構え、場所を確認させた後に目を閉じさせ、自分の鼻と検者の手を素早く往復させます。5才以上であれば正確にできます。 これは結構難しくて面白いです。 「場所を確認」した際の筋肉や関節の状態に戻ることができるかを見るわけですが、実際にやってみるとそう簡単ではありません。 右側にある検者の手を右手で、また左側を左手でから始めていきますが、徐々にクロスさせたり、手ではなく指を目標にしたりすることで難易度も高まりますね。 目をつぶると自分の鼻に指先でタッチするのさえ難しいものなんです{笑顔}
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中央の黄色のマグネットを注視したまま左右の腕で円を描く課題です。周辺視野と関節や筋の感覚のフィードバックを高めることを意図しています
<色:#ff00ff>?−D「回転感覚」 <色:#ff00ff>子どもを抱えて一方向に5回転くらいします。床におろして目標へ向かって歩かせると通常子どもはよろめきます。ASDの色が強いお子さんはよろめかないことが多いようです。 私は自分が具合が悪くなるので、回転椅子に座ってしてもらうことが多いです。 運動会で時折、頭バットでぐるぐるしてゴールへ走る種目がありますが、スタタタタタとまっすぐ走るお子さんがおられますね。 <色:#0000ff>?運動行為機能のアセスメント 6種類 <色:#ff00ff>?ーA「身体の動きの模倣」 ?ーB「指の形の模倣」 <色:#ff00ff>Aでは身体ポーズを、Bでは指先での形を、子どもに真似してもらいます。6才以上のお子さんは殆どの模倣を、3秒以内に行うことができます。 ここでのポイントは<色:#ff0000>「3秒以内に模倣できる」という部分になります。 運動企画の問題は、はじめて取り組んだり、見慣れなかったりする動きにおいて見られます。この模倣課題でも、検者のポーズを見てすぐに模倣できないお子さんの中には「えーと右手が腰で、左手が頭、この足はどっちだ?」などと動きを言語化する必要のあられる方がおられるかもしれません。また、自分の体がどんな状態になっているのか、自分の目で見て確認しながらポーズを作る必要があるのかもしれませんね。
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バランスをとりながらタイミングよく踏み込む「バランスボード」は、運動企画と前庭感覚へのよい刺激になりそうです
<色:#ff00ff>?ーC「その場スキップ」 <色:#ff00ff>検者がスキップを見せた後、子どもにしてもらいます。7才以上の子どもはできます。 「自閉っ子、こういう風にできています」岩永竜一郎、ニキリンコ、藤家寛子著:花風社 の作者であるニキリンコさんは、この検査の際に師範の後、しばらく立ち止まって動きを反芻されていたそうです。リズムをとりながら動きを言語化し、リハーサルをした上で、意を決してスキップ! その時には「その場」スキップである事への意識が弱かったのか、部屋を横切り壁に激突されメガネが壊れてしまった。とはテスターの岩永先生の弁。 <色:#ff00ff>?ーD「前腕交互反復」 <色:#ff00ff>検者が膝の上で手の平を表裏に返す動きをして見せ、子どもに素早くするように指示をします。6才以上のお子さんの多くは10秒間に10回以上返す動きができます。 同じ場所で表裏がポイントです。小指をつけた状態での返しや場所がずれるお子さんがおられます。また肩や肘から大きく動かすような動きがないか、表裏裏表などと同じ方向で2度打ちしていないかも観察ポイントですね。利き腕で見ますが、反対の腕でも行っていいと思います。
<色:#00ff00>記事とは直接関係ありませんが、筋の緊張が弱く姿勢が崩れやすいお子さんは、バランスボールに座ってもらってもなかなか姿勢が維持されません。重力に抗する様々な姿勢で遊ぶ経験を提供する必要があるのでしょうね <色:#ff00ff>?ーE「追視」 <色:#ff00ff>目の前でおもちゃなどの指標を動かしスムーズに見ているか、眼球の運動を見ます。発達障害児は不規則であったり、真ん中(正中線)を横に通過する際に引っかかったりします。 ポイントは「滑らかさ」と「正中線交叉」です。目の前を指標が左から右に動く際、我々は左目重視で見ていた像を、正中線を通過する前後に右目に受け渡します。この部分で引っかからないかを見ましょう。中にはまばたきをいれるお子さんもおられます。 左右、上下、斜め、円などと動かしてみるといいですね。 「ちょっと動きががたついてるなあ」と感じてたお子さんをビデオで確認すると、「私の持ってる指標の動きががたがただった」という事がありました。滑らかに指標を動かせるよう検者の練習も必要カモ{鳥} <色:#ff00ff>?ーF「舌の動きの模倣」 <色:#ff00ff>検者がして見せた後に模倣させます。6才以上の子どもは、唇を1周舐めることができます。 私も苦手です、時計回りはできますが、反時計回りはぎくしゃくします・・・{初心者} <色:#0000ff>?姿勢運動のアセスメント 3種類 <色:#ff00ff>?−A 「片足立ち」 <色:#ff00ff>6歳児は10秒以上できます。 本県のある地区で5歳児検診のモデル事業を岩永先生が関わってなされていますが、項目の一つに「片足立ち」をいれておられるそうです。 筋緊張を整えかつ覚醒もあげる「片足立ち」、西風の学校では毎朝の日課でしていただいてる学級もあります。
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片足立ちもこのお子さんのように手で掴むと比較的安定します。他にも「命のポーズ」や膝あげ片足、足を伸ばしての片足、目を閉じての片足、両手ポケットでなどバリエーションをつけると楽しく取り組めます。シューズと靴下を脱いで裸足で行うだけでも、強い感覚入力が感じられますね。結構おすすめです。
<色:#ff00ff>?ーB「仰向けでのボール姿勢」 <色:#ff00ff>仰向けに寝かせた後、頭と足を上げて体を丸めます。そのとき腕で足を持ちません。6歳児以上は10秒以上できます。 <色:#ff00ff>?ーC「腹ばいでの伸展姿勢」 <色:#ff00ff>腹ばいに寝かせた後、頭と足を挙げ、ウルトラマンの姿勢をとります。これも6才以上は10秒以上できます。 この二つは体幹部の筋緊張の程度と、原始反射の残存を見る検査です。 本来、出産時や直後の生命維持のために必要な原始反射ですが、その役目を終えると徐々に消失していきます。 その消失がなされていないと、思った通りの動きができなかったり、ぎこちなさが現れたりするようです。 原始反射についてはまた別の機会にまとめたいなあと思っています。 以上13のアセスメントをご紹介しました。 そのどれもが5才から6才時に概ね通過する課題となっています。 個人差は当然ありますが、中学年以上となりこれらの課題のうちで通過しにくいものがあるお子さんについては、さらなるアセスメントが必要になると思われます。 長文失礼しました。
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プロフィール

Author:nishikaze8
子どもたちとの学びは発見と感動の連続です。

将来の自立に向け、常に根拠のある関わりができるように心がけたいと思っています。

特別支援教育士
臨床発達心理士
ビジョントレーニングインストラクター

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