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2011. 06. 02  
4月の終わりに特別支援教育に関する各提案をさせていただきました。 学校という組織体である以上、先生方や子どもたちに不要な混乱を招かぬためにも、ある程度の共通理解が必要となります。 ここ数年は、運動会が終わる5月末にならないとこれらの提案ができない状態でしたが、今年度は「子ども理解」の時間枠を増やしていただいたため、その一枠を流用し、今年度どのようなスタイルで子どもたちに関わっていくのか、4月中に話し合うことができました。 提案したのは以下の9本です。 <色:#0000ff>?特別支援教育全体計画 ?組織図 ?子ども理解の時間 実施計画 ?個別ニーズリサーチ 実施計画 ?ランチタームミーティング 実施計画 ?特別支援教育支援員 運用計画 ?スクールカウンセラー 運用計画 ?外部機関 連携要項 ?視覚機能支援 連携要項 その中のいくつかについてまとめておきます。 <色:#0000ff>?特別支援教育全体計画
学校教育目標をベースに特別支援教育の目標を以下のように立てました。 「将来の社会参加を見据え、個に応じた支援により、一人一人の学びを保障する」 なんのために子どもは学校に通うのか、一日一日を健康に過ごし、学力や対人関係スキルを高めることももちろん目的です。 しかしながら現場で働いていると、時折忘れそうになること。 <色:black>目の前の子どもたちが、将来どのような姿で社会に参加し、食事にありつき、そして老いていくのか。 7才のお子さんを見て、老いた姿をイメージすることなどばかばかしいのかもしれません。 ですが教育者も含めた支援者は、そのようなビジョンを片隅に置いて関わることも必要なのだと思っています。 すべての教育活動は将来の自立のため、そのためにも一人一人に学びを保障する必要があると思っています。 ある場面で、それは教育課程でもあり、授業や支援のあり方であり、環境調整であり、行事運営であり・・・ 創造を働かせながら考え続けたいものです。 この全体目標を受けて、ブロックごとに目標を細分化しています。 <色:#0000ff>低学年 <色:#0000ff>目標:学習や生活面での困りのある児童を見つけ、支援の足がかりをつける
<色:#0000ff>中学年 <色:#0000ff>困りのある児童に対する適した支援を構築し、活用する
<色:#0000ff>高学年 <色:#0000ff>児童自身が支援を活用して自発的に活動に取り組める
これらの目標について、各段階で学習面と社会性の具体的な目標を添えています。 往々にして各行事の実施運営計画と比べて、全体計画というものはどこかお題目的であり、会議を通過するとあまり意識されなくなることが多くあります。 少しでも先生方の意識に残るよう <色:#ff0000>「低学年で感じ」「中学年で創り」「高学年で生かす」そういうキーワードでお願いしています。 <色:#0000ff>?子ども理解の時間 年間実施計画 多くの学校で実施されていることです。 我々教師は常に子どもたちと関わり、よりよい成長をうながすために取り組んでいます。特に小学校の教師はほぼ一日中お子さんと関わっているためにその様子はある程度つかんでいることが多いものです。 が、時折あまりに近くにいるために、微妙な変化に気付かなかったり、様々な課題が発生したときに対応がうまくいかず行き詰ってしまったりすることがあったり、時には行き詰っているのに気付かずに過ごしてしまっていたりします。 現在、気になる児童生徒の様子はもちろんのこと、これから出会う可能性のある子どもたちのためにも私たちは多様な支援のあり方を知っておくべきです。また、それ以前に<色:#ff0000>一つ一つの行動の意図を理解するためのアンテナはできるだけ感度をあげる必要があると思います。 忙しい勤務の合間を縫って、今年も時間を確保していただくことができました 昨年は年間5回、45分の時間をとり、平素の子どもの様子を理解するというより、私やカウンセラーがお話をするという研修の時間となりましたので、今年度は15分間のショートの時間を設け、月に2回ショートかロングが実施できるように組んでいただいています。 その15分をひねり出すのに大変苦労をかけましたが、6時間目にクラブ活動や委員会を終え、全学年が下校を統一することができる月曜日の16時15分〜確保していただいています。 先生方にはあらたな負担となり心苦しい部分もありますが、なんとか了承を得て動き出しているところです。 本校では低中高各ブロックに、ブロックコーディネーターを配置しています。 ショートの時間はその先生を中心に、各学年やブロックで子どもたちのことを話題として対話するようにしてもらっています。 全体でテーマを決めたり、共通理解を図ったりすることはしていません。 が、その代わり<色:#ff0000>「この15分間は全員が職員室に集まり、子どものことを話題として話そう」という共通理解で行っているところです。 実際に数回実施しましたが、個人的には思ったよりいい感じです。 多くの学年が熱心に話をなされ、15分の設定を超えられるとこも多くあります。 皆さんのそのお姿から、あらためてこのように各担任がゆっくりしっかりと話をしあう時間設定の必要性を感じると共に、そのような大切な時間をなかなかとることのできない歯がゆさも感じてしまいます。 まだまだ途中ですが今回はここまでで また、この話題は不定期に書いていきますね。
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プロフィール

nishikaze8

Author:nishikaze8
子どもたちとの学びは発見と感動の連続です。

将来の自立に向け、常に根拠のある関わりができるように心がけたいと思っています。

特別支援教育士
臨床発達心理士
ビジョントレーニングインストラクター

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